館山市で楽しい金継ぎ体験@マザーズタッチ
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Tweetマザーズタッチ
[ HP ]
〒294-0303
千葉県館山市浜田453-3
水 - 土 10:00 - 17:00
[ DIY ]
写真 SAHARA Ayako, NABETA Yukari, トシ★細井
文 トシ★細井
on 2020.09.11
キーワード :
- 金継ぎ,
- ワークショップ,
- マザーズタッチ,
- アップサイクル,

サハラさんにいただいた長火鉢@南極
サハラ文子さん主催の金継ぎ体験に参加してきました。
以前よりなにかとお世話になっているサハラさんは館山市内でアップサイクル研究家として活動されています。その活動の一環として金継ぎワークショップを国内外で開催。この日本独自のKintsugiカルチャーをパリ、ポートランド、台北でも紹介されています。
普段のワークショップとは異なり「安房の友人3人集めれば開催できる」というコロナ禍の特別な開催基準のもとで行われました。
(左のマグカップは飲むたびに唇に欠けを感じていました)
Photo by © HOSOI Toshiya
「まずは携帯の電源をマナーモードに」というサハラさんのひとことがとっても良かったです。グッときて電源切りました。携帯の電源を切ることで、着信により席を外すこともなく、あの頃(美大浪人時代)のように作業に集中できました。(今の美大浪人生はデッサン中に携帯の電源切ってるのか?問題が頭をもたげました)
(欠けたカケラを糊で水止めして乾燥、パテでくっつける)
Photo by © NABETA Yukari
ここまでの作業でお昼休憩。陽光の差す穏やかなアトリエで持参したお弁当を広げて、器の思い出を話したり。
(思い入れのある器を再生中)
Photo by © SAHARA Ayako
(これを混ぜ混ぜして急いで塗る)
Photo by © HOSOI Toshiya
(いつかは金継ぎを、と割れたお皿を捨てずに持っていたそう)
Photo by © HOSOI Toshiya
シーグラスを丹念に選んでいたユカリさん。硬化のタイミングもあり、最終的にはヒラメキを優先していました。
(シーグラスを入れて呼び継ぎに、ステキや〜ん)
Photo by © SAHARA Ayako
(まぁ・・なんということでしょう・・)
Photo by © SAHARA Ayako
器って気づいたら平気で10年ぐらい使っていたりするものです。購入後すぐに取っ手を割ってしまったマグは鷲掴みで10年近く使ってました。
(金継ぎは仕上がる過程がアガル↑↑↑)
Photo by © HOSOI Toshiya
(ぷっくりと金の柿ピーチョコのような美味しそうな仕上がり)
Photo by © HOSOI Toshiya
(かんたん金継ぎキットをゲット) *別料金
Photo by © HOSOI Toshiya
今回、以下の3つの割れたガラス製品も持参していたので、
- 義父にいただいたベネチアングラス
- ポルトガルの蚤の市で購入したアンティークフレーム
- 南極にある誰かが置いていったコーヒーサーバー
サハラさんにこれらの補修アドバイスと呼び継ぎ用のシーグラスをひとついただき、帰路につきました。
またやるのが楽しみです。
「なおすことはセラピー」というステキな言葉がまさにその通りで、割れ、欠けてからも手元に持ち続けた過去の自分が昇華され、またこの金継ぎの作業自体が楽しく、ダイナミックで、思ったより簡単で、互いの器の仕上がりを褒め合い、自分を天才だと錯覚し、自己肯定感が半端なかったです。
皆様もぜひ。
お正月にやってみました
2021.01.11.
- ベネチアングラスは角だけプックリと金継ぎ。
- アンティークフレームは瞬間接着剤だけ。その上から金を塗ってみよう。
- コーヒーサーバーは呼び継ぎ。間にパテをこよりにして接着。上に回すかどうかは好き好き
年イチでまたやってみました
2022.01.31.
間単にできる新うるしでやっていますが、段々本漆もやりたくなってきました...。
ただしそこには深い沼がパックリ口を開けているのが見えるのでやはり辞めておきますね )Oo。.(´-`)