私の二拠点ランニングコース<館山・原宿>
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Tweetブラジル代表キットでランニング
当たり前が当たり前でなくなるかもしれない。そんなコロナいかがお過ごしでしょうか。
わたしの当たり前は週に一度ずつ原宿と館山をジョギングすることでした。
二拠点生活者として、ここ2年ほど、たいていは火曜日と土曜日に走っていました。仕事が忙しい、寒い、眠い、花粉が多い、暑い、二日酔い。サボる理由は山ほど作れるけれど、(ときどきはサボって自己嫌悪に陥るけれど)なんとかして走ってきました。
「館山と東京を交互に走ることで地球の自転を支えている」「健康を維持する、それは回り回って家族のため〜」なぞと自分に言い聞かせて奮い立たせてきました。そして走り終えると、いつだって最高に気持ちよかった。
原宿でのランニング
館山住民として神宮前を走ることは、グラフィックデザイナーとしてミーハーであり続けるために、胆力を付けるために重要だと思っていました。
表参道の緩やかな上り坂で、撮影やテレビ中継をすり抜けて、カッコつけて走った。そしてそのままジムに飛び込んで300メートル泳いだ。
館山でのランニング
館山のコースは海あり山ありで走っていて変化に富む楽しいコース。夏には赤山50メートルプールと自転車も加えてトライアスロン化していた。
館山城への上り坂では「足を止めたら、私は死ぬ」そう思って、呻き声を上げながら走り抜いた。
山頂の浅間神社で二拝、二拍手して
祓はらえ給たまい 清きよめ給たまえ
守まもり給たまい 幸さきわえ給たまえ
と3回唱え、家族の健康を祈るのが日課。今はコロナの収束を祈っています。
東京で最後に走ったのはひと月前の3/24朝。もうすでにコロナの影響で人が少なくなっていました。今は代わりに館山コースを2回走っています。
この習慣を支えていたのは館山、代々木間を繋いでくれた高速バスのおかげです。コロナが落ち着く頃にはこの路線がなくなっているかもしれません。
今までの当たり前は当たり前ではなくなるかもしれない。2年以上続けていた二拠点ランニングの習慣もすでに過去の一部かもしれない。そう思って文章に認めた次第です。